WhatsAppステータスに音楽を:連絡先が見てくれる場所に、あなたの曲を
多くのアーティストにとって、WhatsAppは一番身近なファンがすでにいる場所です。家族、友人、前回のライブに来てくれた人、会場のオーナー。ステータスなら、アルゴリズムを挟まずにそのすべてに届きます。ここではWhatsAppが今できること、曲をステータスに載せる2つの方法、そしてリリース前後の数週間に何を投稿するかをまとめます。
WhatsAppが今できること
| WhatsAppの説明(2026年10月22日確認) | 曲にとっての意味 | |
|---|---|---|
| 動画の長さ | 最長90秒 | サビをまるごと、またはAメロ+サビ |
| 表示期間 | 24時間で消える | リリース当日とその後の日にも再投稿 |
| 形式 | 3GPとMPEG-4 | MP4で書き出す |
| 画質 | HDは非対応。元より画質が下がることがある | 大きくはっきりした文字、細かいディテールは避ける |
| 公開範囲 | 見られる相手を選べ、最大5人またはグループをメンション可能 | バンド、プロデューサー、会場をメンション |
| ライブラリの音楽 | 写真ステータス:最長30秒のクリップが2026年9月から順次提供(9to5Mac) | カバー写真向き。本番の切り抜きは動画で |
WhatsAppでは同じ画面からFacebookやInstagramにもステータスを共有できるので、1本の縦型動画を何通りにも使えます。
曲をステータスに載せる2つの方法
1. WhatsAppの音楽を使う。 写真か動画のステータスを作り、音楽アイコンをタップして検索します。カバー画像に曲の数秒を付けるだけなら手軽です。ただしアーティストには難点があります。曲がそのライブラリにある場合しか見つからず、スライダーで部分を選ぶ形で、クリップの長さにも上限があります。
2. すでに曲が入った動画。 曲を入れた縦型動画を作ります。カバーにサビを重ねたもの、歌詞動画、ライブやスタジオの映像など。秒数は自分で決められ、音は自分のマスターで、WhatsAppのライブラリにその曲があってもなくても使えます。リリースにはこちらがおすすめです。
リリース前後に何を投稿するか
ステータスは24時間で消えるので、1本ではなく流れで考えましょう。
| いつ | ステータス | 理由 |
|---|---|---|
| 1週間前 | カバーにフック10〜15秒と日付 | 見てくれた人が初日に聴いてくれる可能性が一番高い |
| 前日 | スタジオやリハーサルの短い映像 | 同じ動画を繰り返さずに思い出してもらえる |
| リリース当日 | 字幕付きのサビ+キャプションにリンク | 連絡先がステータスからそのままタップできる |
| 2〜7日目 | ライブ映像、歌詞動画、リアクション | 毎日違う角度で、曲を目に入れ続ける |
| ライブの後 | その夜のベスト30〜60秒 | ライブに来た人は連絡先にいることが多い |
TikTok、リール、ショートで何を投稿するかも含めたリリース計画は、リリース前のティザーをご覧ください。
歌詞動画ステータスの作り方
歌詞動画ステータスは、歌に合わせて歌詞が画面に出る短い縦型クリップです。「歌詞ステータス」とも呼ばれます。アーティストにとっては一石二鳥で、連絡先は音を出さなくてもフックを聴き、その一節を読めます。
- 15〜30秒を選ぶ。 サビ、または引用したくなる一節。ステータスは最長90秒ですが、短いほうが最後まで見られます。
- 動画か音源から始める。 曲の動画(MV、ライブ、スタジオ映像)または音源だけをアップロードするか、YouTubeのリンクを貼ります。
- 歌詞を同期する。 カラオケ・歌詞エディターでその部分の歌詞をMiloに頼みます。歌声を聴いて、1行ずつ・1語ずつ声に合わせます。曲が未発表でも、歌詞が公開されていなくても問題ありません。公式の歌詞があれば、貼り付けて1語ずつ修正できます。
- HDではないステータスでも読めるようにする。 大きな文字、一度に1〜2行、強いコントラスト、上下の端から離す。
- 9:16で書き出し、スマホに保存して「アップデート」タブから投稿します。同じファイルがリール、TikTok、ショートにも使えます。
カバー付きで曲全体を作る場合、YouTube向けやリリース当日には、歌詞動画メーカーがSpotifyやYouTubeのリンクから始められます。ステータスには短い切り抜きを使いましょう。
動画の作り方
- 縦型9:16、1080 × 1920。 同じファイルがステータス、TikTok、リール、ショートで使えます。各アプリのサイズはTikTok・リール・ショートの動画サイズにあります。動画が横型なら、縦型動画コンバーターが歌っている人を追いながら9:16に再構成します。
- サビを早めに。 ステータスは素早くスワイプされるので、最初の2秒が勝負です。
- 画面に字幕を。 音を消して見る人は多いです。声に合わせて動く歌詞なら見続けてもらえます。カラオケ字幕もご覧ください。
- 最初のフレームに名前と曲名を、HDではないステータスでも読める大きさで入れます。
- 90秒以内に。 反応のよいステータス動画は、たいてい15〜45秒です。
知っておくと役立つこと
- リンクはキャプションに。 ステータスは動画の下にキャプションを表示します。
- 誰が見たか確認。 「アップデート › マイステータス」で閲覧数といいねがわかります。3日連続で見ている連絡先には、曲を個別に送るとよいでしょう。
- 10個まとめて投稿しない。 1日1〜2個ならお知らせ、10個だとスパムに見えます。
- 使い回しても繰り返さない。 同じ曲の新しいクリップ(ライブ、歌詞、スタジオ)を毎日出すほうが、同じ動画を3回出すより効果的です。
すでにライブやセッションを撮っているなら、TONTRIA Clipsが見せ場を見つけ、声に追従する字幕付きの縦型にカットして、ステータスとあらゆるショート動画アプリ向けに書き出します。曲のリンクから、リリース当日のステータス用の歌詞動画も作れます。